ナントモと申します。
小学校教員を10年務めたのち、演劇をもっと身近なものにするための活動をしています。
劇団ClownCrownに所属して、脚本・演出・役者などを行っています。
さて、このブログでは、題名の通り「小学校高学年用の学芸会用の台本を書いて公開する。またその過程を見せて、時には読者の方のご意見ももらう」ことを目的としています。
まずは、なぜ私が学芸会の台本を、特に高学年用のを書こうと思ったのかを記しておこうと思います。
私も教員だったので学芸会等の劇指導をしたことがあります。その際、世に出回っている台本のレパートリーの少なさにびっくりしました。本屋で劇の台本のような本を見ても、出演者は5人位からせいぜい1クラス分しかいない話がほとんどです。でも学芸会って学年でやることが多いので、1クラス以上、下手すると100人以上が出演する作品をやります。なかなかそんな台本はありません。
それでも低学年中学年は先生の情報網からよさげな台本を手に入れることができます。そしてそこまでがっちりした物語じゃなくても、かわいさや元気のよさがあれば劇は好評になります。
しかし高学年となると、30分~45分でしっかりストーリーを伝えて演じることが期待されます。
結果、多くの先生方が選ぶ台本は、、、、
劇団四季!!
の短縮版!
以前、某地域の小学校の学芸会でどんな演目をやったかのアンケートを取りました。18校から回答がありました。5年生6年生の演目の集計が以下の通りです。
1位 人間になりたがった猫 6校
2位 エルコスの祈り 5校
2位 夢から醒めた夢 5校
4位 魔法を捨てたマジョリン 3校
5位 ライオンキング 2校
5位 桃次郎のぼうけん 2校
7位 走れメロス、西遊記、葉っぱのフレディ、寿限無、中学生免許、まぬけ村物語 等 各1校
教員の方、演劇好きの方はお気づきかもしれませんが、上位6演目すべて劇団四季です!
私自身も高学年を担任したときに劇団四季の演目をやりました。
ただ、本家が2時間かけてやるのを、学芸会では30~45分に縮めるので、少し無理がでるのは否めません。
そして上のランキングの通り、出回っている台本のレパートリーが少ないので、6年以上たったらまた同じ演目をやることが多くなります(学校によっては6年待たずにやることも)。子どもは6年たつと卒業していますが、兄弟姉妹がいる家庭の保護者は同じ演目を見るわけですね。それはそれで面白いですが、比べてしまうのが人間ってものです。私も「マジョリン」と「人間になりたがった猫」は3~4回見てます笑。やっぱり「あの学年のが一番良かったなあ」なんて思ってしまいます。
もっと、高学年向けのよい台本があればいいのに!
だから!書きます!
高学年向けで、子どもが100人いてもできて、いい台本書きます!
ナントモは以前、日本劇作家協会の戯曲セミナーにも1年間通っていました。劇団で脚本も書いていますし、台本のコツはつかんでいます。それに加えて教員時代の経験を生かして、学芸会で演じられるようなものを書こうと思います。
完成は6月、遅くとも7月には仕上げてみなさんが見られるようにしたいと思います。
今のところ、私の知り合いの先生何人かにもどんな台本だったら嬉しいかの要望を聞いて、物語のプロットを作っています。
まもなくプロットもここに載せる予定です。
以降も進捗状況をちょこちょこ載せたいと思います。
これを読んでいる方にも、ご意見を聞くことがあるかと思います。
ご興味あるかたは、読者登録・ブックマーク・ツイッターフォローなどしていただけると随時進捗を見ていただけます。
どうぞよろしくお願いします。
ご意見ご感想などコメントで受け付けておりますのでお寄せください。
ナントモ
-----ーーー
[ツイッターやってます。フォローお待ちしてます→@ナントモ]